【共催セミナー】アパレルブランドで今取り組むべきZOZOTOWN・自社EC・店舗で活かせる最新ソリューションをご紹介!

2019年7月24日(水)株式会社インターファクトリーは、株式会社ZOZO、コイニー株式会社と3社合同で「アパレルブランドで今取り組むべきZOZOTOWN・自社EC・店舗で活かせる最新ソリューションをご紹介!」と題した無料セミナーを開催いたしました。

本セミナーでは、アパレルECのノウハウがある各分野のエキスパート3社が集結し、新しいソリューションや売上を上げる方法・業務効率化の施策について事例を交えながらご紹介させていただきました。

第一部
株式会社ZOZO
Fulfillment by ZOZO
国内最大級ファッションECの物流プラットフォームを自社ECでも

第一部では株式会社ZOZOの松清 健一氏にご登壇いただき、Fulfillment by ZOZO(略:FBZ)サービスについて詳しくご説明いただきました。FBZは、国内最大級のファッションECの物流プラットフォームZOZOBASEをZOZOTOWN以外にも利用でき、店舗・自社EC・ZOZOTOWNともに在庫の一元管理ができるサービスです。

また、365日お客様へ商品のお届けを可能とし、店舗と在庫のやり取りもスムーズにできるような仕組み作りにも力を入れており、このような仕組みを提供することで「在庫切れ」のない世界を作ることが目標であるとおっしゃっていました。

さらに今後は「ZOZOIDログイン連携」や「ZOZOTOWNのデータ共有」、「マルチサイズプラットフォーム」などに力をいれ、購買データや会員データをもっと効果的に活用することが今後の課題のようです。

第二部
株式会社インターファクトリー
FBZ×ebisumartが実現する自社ECサイトのメリット


▲登壇者 株式会社インターファクトリー 曳地 健一

第二部では弊社業務企画室 室長 兼 パートナーアライアンスチームマネージャー 曳地 健一が登壇し、自社ECサイトを作る必要性やFBZと標準連携しているebisumartで実現できることについてご紹介いたしました。

昨今マーケティングのデジタル化はより加速する傾向があり、今後ユーザーを囲い込んでいくためには様々なデジタルマーケティング施策を打っていく必要があるため、そのためにも自社ECサイトの構築は重要なポイントとなります。

FBZ×ebisumartで構築するメリットとして、下記の3つが上げられます。

①カスタマイズが可能
ebisumartはデザインや機能を自由にカスタマイズすることができるため、企業がやりたいことを実現できます。ZOZOBASEと連携しながらでも、カスタマイズは可能です。

②定期的にアップデートされるため陳腐化しない
ebisumartは、定期的にシステムが自動でアップデートされるため、5年前から使っているお客様も今日からお使いいただくお客様も、常に最新の状態でお使いいただけます。

③セキュリティ性が高い
ebisumartはセキュリティ対応も自動で行われるため、継続的にセキュリティ基準が向上するため、常にセキュリティ面でも安心してお使いいただけます。

またFBZ×ebisumartで自社ECサイトを構築することにより、費用と開発期間を抑えながら、ZOZOTOWNでも自社ECでも在庫ロスを防ぐ事が可能となります。

このようなメリットを踏まえたうえで、実際にebisumartのお客様のサイトをみていただきながら、どのようなカスタマイズが可能なのか詳しくご説明させていただきました。

第三部
コイニー株式会社
実店舗向け決済サービス 「ツケ払い powered by Coiney」

第三部では、コイニー株式会社の大島 隆治氏にご登壇いただき、「ツケ払い powered by Coiney」についてご紹介いただきました。これまでツケ払いサービスは、2016年11月にZOZOTOWNで提供されており、ECのみの決済サービスでしたが、今回コイニー株式会社では実店舗で提供する取り組みを始めました。

ツケ払いの具体的なサービス内容は、ZOZOTOWNのツケ払いと同様に最大2カ月後まで商品購入代金の支払いを先に伸ばすことができ、支払日の設定も通常は月末の場合が多いですが、ツケ払いの場合は商品の購入から2カ月以内ならいつでも支払日の設定が可能です。

さらに、実店舗でツケ払いを導入するための、新たに3つの革新的な取り組みをご紹介いただきました。一つ目はユーザーの購入離脱を防ぐために手間のかかる事前登録を不要に。二つ目は電話番号のみで決済を可能に。三つ目は独自で与信(利用額)を提供。このようにコイニ―株式会社は今後もサービスを通じて、なるべく事業者様が決済やお金の面で手間を省き、本来の業務に専念できるようなサービスにしたいとおっしゃっていました。

第四部
株式会社パル
オムニチャネル & 販売員2.0時代の売上UP施策
〜実店舗中心のビジネスモデルをいかにアップデートするか〜

第四部は特別ゲストとして、ECの売上を3年で約3倍伸ばした経験をもつ株式会社パル 執行役員 堀田氏をお迎えし、実店舗とECサイトをどうやって運営していくべきかをご紹介いただきました。

実店舗に限らずECでも売上を伸ばすパルのオムニチャネル戦略とは、まずはECで成功体験を積むことだったそうです。EC事業が軌道に乗るまでは自社ECではなく、すでにお客様のいるモール型のZOZOTOWNで出店をし、売上を伸ばすことを目標にしたとおっしゃっていました。

多くのブランドを運営するパルはSNS運用もいち早く取り入れており、あえてブランドを推さずに、販売員個人のSNSを推しだすよう徹底したそうです。その理由は、情報が多い時代だからこそ、宣伝感のある情報よりも、もっとリアルな情報を発信していくことが重要であると感じたからだそうです。

コンテンツ作りで一番難しいことは継続することだとSNS運用を通し実感し、最近はフォロワー数が増えたら会社としてその販売員を表彰する取り組みもはじめ、運用を継続できるような仕組み作りを徹底しているとおっしゃっていました。

当日は皆さまご多用の折、ご来場頂きまして誠にありがとうございました。
インターファクトリーは今後もEC事業者様向けのセミナーやイベントを積極的に開催してまいります。