2019年10月18日(金)株式会社インターファクトリーは、シルバーエッグ・テクノロジー株式会社、株式会社エクレクトと3社合同で無料セミナーを開催いたしました。
本セミナーでは、「成長し続けるEC成功企業が実践していることとは~DX推進・パーソナライズ施策・顧客接点改善の視点から成功事例を紐解く~」と題し、各社から最新のEC情勢や成功事例などをご紹介させていただきました。
第一部
株式会社インターファクトリー
【2025年の崖】から転落しないECサイトへ!
▲株式会社インターファクトリー 業務企画室 室長 兼 パートナーアライアンスチームマネージャー 曳地 健一
第一部では弊社業務企画室 室長 兼 パートナーアライアンスチームマネージャー 曳地が登壇し、経産省が2018年9月に発表したDXレポートの解説を通して、今後の展望とECサイトでの改善策についてお話いたしました。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、様々なデータを有効活用することによって、新しいサービスやビジネスモデルが生み出されることと、このレポートでは定義されています。日本企業ではDX推進を阻害する課題が多く、この課題を克服できない場合は2025年以降に年間最大12兆円の経済的損失が発生する可能性が指摘されており、これを「2025年の崖」と呼んでいます。
本セミナーではDXレポートで挙げられている日本企業の2つの課題に対し、ebisumartでの対応事例を元に「2025年の崖」から転落しないためにどのような手順でDX推進を行っていけば良いか解説させていただきました。
第二部
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社
様々なマーケティングシーンで活用されるレコメンド、その効果と事例
▲シルバーエッグ・テクノロジー株式会社 プロダクト・エヴァンジェリスト 古賀 良国氏
第二部ではシルバーエッグ・テクノロジー株式会社の古賀氏にご登壇いただき、今いろいろなチャネルで使われているサービスであるレコメンドについて、ツールごとに事例を交えてご紹介いただきました。
まず時代背景として、情報疲労に悩まされている消費者からの、パーソナライズ、すなわち「自分向け」の情報を求めるニーズが高まっています。パーソナライズとは「いつ」「誰に」「何を」の3つを最適化していくことであるとし、今回はレコメンドに関わる「何を」について詳しく解説していただきました。
また、パーソナライズレコメンドを実現する「レコガゾウ」の特長や、様々なツールと組み合わせた事例をご紹介いただきました。マーケティングのシーンやユーザーに応じてチャネルやツールをうまく使い分ける必要がありますが、どのツールを使う場合でもパーソナライズは必須で実施すべき施策であることがわかりました。
第三部
株式会社エクレクト
コミュニケーションが収益を変える?!
〜顧客接点は「カスタマーサポート」から「コミュニケーションへ」〜
▲株式会社エクレクト エンゲージメントマネージャー 徳山 友紀氏
第三部では株式会社エクレクトの徳山氏にご登壇いただき、顧客とのコミュニケーションが収益に与える影響や、企業が顧客の期待に応える重要性についてお話いただきました。
顧客と企業のコミュニケーションに使われるツールはここ2年の間にも変化しており、最近の情勢には3つの傾向があることがわかりました。企業の対応力がより求められるようになり、顧客のニーズに応えるための対策についても解説していただきました。
上記を踏まえて顧客とのコミュニケーションを改善することで、企業の収益が上がるという結果も出ています。
また、社内の顧客対応体制に活用できるカスタマーサポートツール「Zendesk」で実現可能なことを、3つのポイントや事例でご紹介いただきました。ファンを増やすことによる好循環についてもわかりやすく解説していただき、お客様の期待値をいかに裏切らないかが重要だということがわかりました。
当日は皆さまご多用の折、ご来場頂きまして誠にありがとうございました。
インターファクトリーは今後もEC事業者様向けのセミナーやイベントを積極的に開催してまいります。