【上場記念】蕪木代表が明かす会社の歴史と採用への思い【後編】

こんにちは、ブランドコミュニケーションチームの首藤です。

インターファクトリーは、2020年8月25日に東京証券取引所マザーズ市場へ上場いたしました。
今回は、前後編に分けてお届けしている蕪木代表のインタビュー後編です。
後編では、採用への思いや求める人材、理念経営などについて伺いました。

会社の歴史について伺った前編はこちら

会社の魅力は「ヒト」

──経営者から見たインターファクトリーの魅力を教えてください。

蕪木代表:「ヒト」ですね。その契機となったのが2009年以降です。
経営目的を考え始め、経営目的を達成するための行動指針としてインターファクトリーの道を決め、最初はいろいろなことが起きましたし、思い通りにいかない時期もありました。
行動指針であるインターファクトリーの道に対して原理的に動くようになってから徐々に会社も良くなってきて、それが心地良いと思う人が入ってきて、だんだん変わっていきました。

──採用の面で社長が求めるのはどのような人材でしょうか。

蕪木代表:インターファクトリーの道と経営目的に賛同してくれる人ですね。
基本的には肯定的に物事を見ることができる人、成熟した大人として発展している、もしくは発展しつつある人を採用しています。

──面接を重視されているのですね。

蕪木代表:はい、新卒は全員その視点で面接を行っています。
類は友を呼ぶと言いますが、リファラル採用も非常に良いですね。
インターファクトリーの道に賛同してくれる人を求めています。

──会社の転機に際してインターファクトリーの道を作ったときから、採用の方針は変わっていないのですね。

蕪木代表:まさにその時から変えましたよね。それまでは採用にこだわっていませんでした。しかし痛い思いをする中で気付いたことは、経営者という立場になると、人との関わりを避けて通れないということです。
経営者である以上、全ての社員と関わりながら結果を出さなくてはならない。なので採用する人をきちんと選ばなくてはいけないと考えるようになりました。

新卒採用が良い影響をもたらす

──新卒採用の割合も増えていますよね。

蕪木代表:3年目くらいの新卒社員が活躍しているのを見ていると、新卒採用を進めてきたことは正しかったと感じます。
エンジニアは引っ張りだこなので、中途採用で優秀な人を採用することは簡単ではありません。リファラル採用や新卒採用が増えていくといいですね。

──新卒採用を進めたことによって、会社に変化はありましたか。

蕪木代表:ものすごく良い影響があったと思います。中途で入った人には彼らの責任感があるでしょうし、下からのいい意味での突き上げ感もあるでしょうし、新卒社員から得る刺激は当然あると思います。
やはり若い人は真剣さ、社会に出たうれしさとか、そういう初心を持っているので良いですよね。

──新卒で入社した社員に期待することはありますか。

蕪木代表:ただ楽しんでほしいと思います。期待することは、楽しんでもらうことですね。
自分が彼らに対して何ができるかということは常に考えますが、反対に彼らから何かをしてほしいとは思いません。
自分の子どもに何かをしてほしいとは思わないですよね。子どもに求めることは子どもが幸せになってくれることで、それと従業員への感覚は一緒です。
みんなには、会社や仲間のために働くという感覚も大切ですが、それ以上にただ楽しんでほしいと思っています。

──働き方についても伺います。インターファクトリーには育児・介護短時間勤務制度がありますが、このような時短業務についてはいかがですか。

蕪木代表:時短業務は会社からの最大のギフトだと思っています。
会社に所属する時代は終わり、これからは自分で考えて自分の人生を設計していく時代だと思います。
そのために会社ができることは、とにかく短い時間で高い生産性を成し遂げられる場所を作ることだと思っています。
副業も奨励していますし、みんなが自分の人生を設計できるように、会社だけではなく、趣味でも何でも良いので、会社以外の組織やコミュニティーの中にいるような、そういう生き方をみんなにしてほしいです。

──従業員への考え方など、周りの幸せを常に考えていると感じます。

蕪木代表:周りのことというよりも、愛が全てだということを信じているだけなんです。
利他的な人もいるのかもしれませんが、私は一緒に働いてくれる従業員全員のことを愛したいと思っています。

──みんなのことを愛する、というのは難しいことですよね。

蕪木代表:確かに難しいですが、簡単でもあります。
単にギアをチェンジするだけなので、簡単にできるんですよ。苦手な人がいたとしても、その人を愛するということ、その人の幸せを意図するということは実は簡単にできるんです。
一緒に働く人を好き、と思うだけです。それだけです。絶対にその能力は誰もが持っています。

前編はこちら

 

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