気兼ねなく相談できる身近な存在のリーダーでありたい【新卒インタビュー】

インターファクトリーに新卒で入社した社員の入社後の活躍や、入社後の変化について迫る本シリーズ。今回は、入社3年目の末頃に製品開発チームのリーダーとなった、現在入社5年目の上田さんに、理想のリーダーとしてのあり方や、さまざまなことに挑戦してきたからこそ感じる現在の想いについてお伺いしました。

上田 雄貴(うえだ・ゆうき)

2019年4月、新卒でインターファクトリーに入社
新卒研修終了後、エンジニアの各チームをローテーションで回った後、製品開発チームに配属され、現在は主にebisumartの新規機能の開発に携わる
好きなものは、ゲーム・カメラ・登山、休日は山に登って写真を撮ったりして過ごしている

※取材日2023年9月 所属部署等は取材時点のものです。

メンバーとのコミュニケーションを大切にし、困った時に頼りやすい相談役でありたい

──リーダーになった経緯を教えてください。

前任でリーダーを務めていた方が産休・育休に入られて後任が必要になったことがきっかけです。製品開発チームは、チームの中でさらに3つの部隊に分かれており、ebisumartの新規機能を開発する機能開発部隊、ebisumartが安定運用できるように基盤の開発を行う基盤開発部隊、機能開発の生産性を向上し、業務の効率化に取り組む開発改善部隊があります。

私は機能開発部隊のリーダーを務めていますが、元々この部隊では開発する機能を誰が担当するかをマネージャーとリーダーの話し合いで決めていました。ちょうど後任を依頼されたので、前任者の穴を私が埋めることでマネージャーのサポートができればと考えました。

──リーダーになってからの変化を教えてください。

物理的な変化としてはMTGが増えたことと、メンバーが開発案件で困ったことがあると社内で使用しているチャットツールで相談がくるようになったことですが、リーダーになってからの心境の変化は自分から積極的にメンバーとコミュニケーションをとりにいこうと思うようになったことです。

リーダーになる前は、自分からメンバーへ深くコミュニケーションをとりにいくことはあまりしていなかったのですが、定期的に話し掛けようと思うようになりました。

──それは何かのきっかけがあったんですか?

特に何かがあったというわけではないのですが、機能の開発担当を誰にお願いするかをマネージャーと決める際に、メンバーそれぞれの現在の対応案件数や、特性、特長、技術力などを私がある程度理解していた方が業務が円滑に進むと考えたからです。

なので最近は、チーム出社日に残業しているメンバーがいたら「今何してるの?」「困ったことない?」などの声掛けをするようにしています。リーダーという立場ではありますが、メンバーにとって、会話相手のような、話し掛けやすい身近な先輩になれたらと思っているので、自分からメンバーに話し掛けに行きたいと思うようになりましたね。

大規模な開発経験に加え、師匠・リーダー業務と多くのことにチャレンジし続ける

──製品開発チームのエンジニアとして働くことのやりがいを教えてください。

ebisumartをご利用いただいている全店舗様が共通で使用できる標準機能を開発することにやりがいを感じています。

数百店舗のお客様が使用できるような機能なので、影響範囲が非常に大きく、開発する時間よりも影響を確認する時間の方が長くなり大変ではあります。その中でも、開発した機能をお客様に使用していただけたり、開発した機能によってお客様の業務が円滑に進むようになったり、何かしら喜んでいただけることがやりがいですね。

機能によっては、フロント業務に従事している方経由で「この機能を開発してくれてありがとうございました」というお客様からのメッセージをいただくことがあって、「開発してよかった」と感じます。

──上田さんは新卒入社5年目ですが、これまでに成長を感じたことはありましたか?

まず最初に感じた成長は、本配属前の製品開発チームでのチームローテーション中に大規模な開発に携わらせていただいたことです。2019年の新卒入社社員は、新卒研修終了後にすぐ本配属となったわけではなく、エンジニアの各チームをローテーションで回り、その後、本配属という流れでした。

配属前の新卒の身であったにも関わらず、大規模な開発プロジェクトの一員に入れていただいたことは、本当にチャレンジの場を与えてくださる会社なんだと思いましたね。プログラムの設計について、多くの方に相談しながらさまざまなことを学べました。

また、4年目の4月頃に初めてプロジェクトマネージャー(以下 PM)の立場として開発に携わったことも大きな成長を感じた経験です。開発メンバーをまとめたり、設計書を自分で一から書いたり、と一段レベルが上がったような感覚がありました。

こちらも大規模な開発だったため、開発の難易度が高いというのはもちろんでしたが、納期が短めで開発にスピードを求められる案件であったこともあり、開発メンバーも当初の2倍の人数になりました。PMとしてメンバーへ業務の割り振りをしていましたが、初めてのPM経験だったことや、メンバーも増えたことでマネジメント面の難しさをより感じていました。

また、インターファクトリーでは師弟制度という新卒入社1年目の社員に対して、先輩社員が師匠として業務のサポートを行う制度を導入していますが、私も師匠として弟子のサポートを行っています。

▲上田さんと、弟子の酒井田さん(2023年新卒・写真右)

毎朝1時間ほどMTGを行い、業務で今困っていることの相談や、業務外でも気になっていることについて雑談ができるような時間を設けています。人に何かを教えることは難しく、試行錯誤を繰り返していますが、1年目はいろいろなことで悩むと思っているので、師匠として、今サポートしている弟子を育て上げたいと思っています。

──大規模な開発の経験だけでなく、師匠やリーダーの経験とさまざまなことに挑戦していますが、仕事において大切にしていることはありますか?

学生時代にアルバイトをやっていた時から大切にしていることは、「仕事は楽しむものだと思って働こう」という考え方です。アルバイト当時、いくら頑張っても作業速度が上がらない、仕事が全然うまくいかないということがあって、そんな中で思い切って「何もうまくいかないなら楽しんじゃえ」と楽しんで働くようになったことがきっかけです。

そこからはコロっと何かが変わったかのように、作業速度が上がったり、仕事がうまく進むようになったりと一気に歯車が回りだしたかのようでした。それからは嫌々思いながらやるよりもいっそのこと楽しんでしまった方がうまくいくと考えるようになったので「仕事は楽しもう、楽しむものだ」というように考えて働いていますね。

──開発/師匠/リーダー業務、どれも責任感を持って全うできているのは「仕事を楽しむ」という考えが根底にあるからなんですね!

ebisumartの開発技術だけにとどまらず、最新技術も活用できるようになりたい

──今後の目標や、上田さんが描く将来像について教えてください。

今後の目標としては、チーム全体としての開発スピードを上げていくことです。現在のチームの目標は、もっと開発スピードを上げて、お客様に役に立つ機能をいち早く、より多くお届けできるように頑張っていきたいと話しています。なので、リーダーとしてもチーム全体のレベルアップに尽力できればと考えています。

自分の将来像としては、さらに技術力の底上げをしていきたいと思っています。ebisumartの開発だけにとどまらずにさまざまな相談がくるような、頼られる人になっていきたいです。

──自分の限界を決めず、意欲的な姿勢が素敵です!

自分はまだまだだと思っています。私が現在持っている技術力を鑑みてリーダーを依頼していただいたのかなとは思いますが、ebisumartの開発以外の技術力も上げていければと思っています。最新の技術の動向をキャッチアップしていって、ひいては会社全体のエンジニアの技術力向上にもつながればなと思います。

学生時代の話になりますが、周りには自分よりもっと技術力の高い人や、最新技術をピックアップする人がいたので、まだ足りないと感じることが多かったです。入社してからCTOの水野さんを見ていても「すごいな!」と感じることが多いので、まずは水野さんを目標にもっとできるようになりたいですね。

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──就職活動中の皆さんへメッセージをお願いします。

もし自分が失敗したとしても、恐れずにいろいろなことに挑戦し続けて、頑張ってもらいたいなと思います。インターファクトリーは手を挙げたらいろいろなことに挑戦させていただけますが、製品開発チームだと、自分には少し難しいかなと思う機能開発も依頼されることがあり、それも一つの挑戦だと思っています。

仮に失敗してしまったとして、次の挑戦を怖がって落ち込んでばかりいると開発のスピードが遅くなってしまい、結果的に進捗が遅くなってしまうことがあります。

落ち込むのは誰でも当たり前なので問題ないのですが、上手く切替を行って失敗を恐れずに頑張って挑戦していくことはやっぱり大事だなと思います。もちろんインターファクトリーには、先輩のサポートや失敗を最低限に抑える確認フローがあり、挑戦を後押ししてくれる体制があります。

──上田さん、ありがとうございました。

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ABOUT US
矢野 綾香
2021年4月、株式会社インターファクトリーに入社。 新卒研修終了後は、ebisumartご利用店舗様の専任担当として、ebisumartの活用法や、EC運営に関するお困りごとをシステム面で幅広くサポートする。 2023年6月よりマーケティングチームにて、各メディアを通じてサービスPRやEC業界についての情報発信に携わるほか、分析ツールを使用したマーケティング業務に従事する。