2022年1月26日(水)に、株式会社インターファクトリー、PayPay株式会社、アマゾンジャパン合同会社、株式会社エポスカード、株式会社NTTドコモは、5社共催で無料Webセミナーを開催いたしました。
本セミナーでは、「【ID決済大特集!】最新のECサイト決済動向と、主要ID決済スタートアップセミナー」と題し、ebisumartで標準連携している決済サービスをもとに、EC事業者様がどのような決済サービスを選択しているのか、今後どのような決済サービスを検討していくべきかについて、事例を用いて紹介させていただきました。
第一部
株式会社インターファクトリー
最新版 事例で見るECサイトで決済手段追加を行った場合のユーザー動向について
▲株式会社インターファクトリー マーケティング戦略部 事業推進チーム マネージャー 曳地 健一
第一部では弊社 曳地が登壇し、ECサイトにおける決済手段の特徴について、事例を用いてお話しいたしました。
7つのECサイトの事例から、決済手段ごとの売上と、決済手段の比率を比較し、ユーザー動向を分析した結果を解説させていただきました。商材が同じECサイトの事例を比較してみると、ターゲットが30~40代の男性ではクレジットカードの比率が60%以上と高いのに対し、20代女性のユーザーが増えているECサイトでは代引きの比率が高い事例もあります。このように商材ではなく、ターゲットとしているユーザーの属性によって、好まれる決済手段は異なることが分かります。
他にも各決済手段の一般的な利用率や、事例から読み取れる特徴を解説させていただきました。ターゲットとなるユーザー属性によって、導入する決済手段を検討することが重要です。
第二部
PayPay株式会社
ユーザー数4,400万人突破!PayPayオンライン決済の魅力とは
※ユーザー数は当時(2021年12月)時点です。
▲PayPay株式会社 パートナー営業本部 パートナー営業部1チーム 宮本 はづき 氏
第二部ではPayPay株式会社 宮本氏にご登壇いただき、「PayPay」の特長や、PayPayを利用してGMV(総流通額)を増加させた事例についてお話しいただきました。
PayPayの特長として、支払い残高のチャージや送金を簡単に行うことができ、実店舗だけでなく、オンラインでも使える店舗が増えてきている点が挙げられます。
GMVを増加させた取り組みとしては、キャンペーンなどによる集客支援を行ったことで、キャンペーンに参加した店舗の平均GMVが、前月比253%になった事例がありました。
また、キャンペーンの際は、事業者が運営するECサイトのトップページにPayPayの告知バナーを設置したり、決済選択画面を表示した際、上位位置にPayPayの支払い方法を設定したりすることで、より効果が出やすいと解説していただきました。
第三部
アマゾンジャパン合同会社
Amazon Payを活用した自社ECサイトのファン作り -事業者、利用者の声から-
▲アマゾンジャパン合同会社 Amazon Pay事業本部 営業部 シニアアカウントエグゼクティブ 赤堀 直樹 氏
第三部ではアマゾンジャパン合同会社 赤堀氏より、自社ECサイトのファン作りに「Amazon Pay」がどう活用できるかを中心に、ユーザーが離脱しにくいECサイトのポイントや、導入による成功事例をお話しいただきました。
ECサイトでの購入は、事業者様が考えているよりもユーザーはECサイトから離脱しやすいため、Amazon Payが購入完了までの入力負担を軽減することで離脱のリスク削減が期待でき、ECサイト購入時の課題解決をサポートします。
複数のECサイトでゲスト購入したユーザーのうち、Amazon Payで決済したユーザーが40~50%に上り、その中の60~80%が購入と同時に会員登録をした他、家電事業者様でAmazon Pay導入後、コンバージョン率が40%以上、売上は50%以上向上した事例を挙げていただきました。
第四部
株式会社エポスカード
クレジットカード事業のノウハウを活かした、新たなEC決済サービスをご紹介
▲株式会社エポスカード 営業本部 提携事業2部 リーダー 石井 椋平 氏
第四部では株式会社エポスカード 石井氏にご登壇いただき、ショッピング取扱高が伸びている「エポスカード」を利用した、決済サービスのメリットについてお話しいただきました。
年間約2億人のお客様と接点を持つマルイグループの小売り事業と、会員数700万人を超えるエポスカードを利用した「エポスかんたん決済」を導入することで、エポスカードがターゲットとしている20~30代の女性に、より明確に購入のアプローチをすることが可能です。
エポスカードを持っていないユーザーも、ECサイトからカード入会の手続きを行い、入会当日より購入できる点もメリットです。
また、ECサイトでエポスかんたん決済を利用して購入したユーザーのうち、21%がエポスポイントを利用しているなど、ポイント利用率が年々増加してきている点も解説していただきました。
第五部
株式会社NTTドコモ
年間2,000億ポイント超!dポイントがたまる、使える決済サービス「d払い」とは?
▲株式会社NTTドコモ マーケティングプラットフォーム本部 パートナービジネス推進部 阿部 修治 氏
第五部では株式会社NTTドコモ 阿部氏にご登壇いただき、ドコモ以外のキャリアユーザーも利用可能な「d払い」の紹介やECサイトへの送客についてご紹介いただきました。
d払いは、購入時の支払いを月々のケータイ料金と合算可能な決済サービスです。
支払金額に応じてdポイント進呈があり、年間2,000億以上のdポイントが進呈されているため、dポイントを加盟店で利用するユーザーも多く、売上拡大につながります。
ポイント進呈がないキャリア決済からd払いに切り替えた加盟店の売上が187%になった事例や、毎週金・土曜日に最大4%dポイントが貯まるキャンペーンを実施し、キャンペーン情報を8,700万人のdポイントクラブ会員へドコモのオウンドメディア等で訴求することで、d払い加盟店への新しい送客につながっているとお話しいただきました。
当日は皆さまご多用の折、ご参加いただきまして誠にありがとうございました。
インターファクトリーは、今後もEC事業者様向けのWebセミナーやイベントを積極的に開催してまいります。
共催企業紹介
「ebisumart」について
提供会社:株式会社インターファクトリー
URL:https://www.ebisumart.com/
「ebisumart」はECパッケージとASPの両システムのメリットを兼ね備えており、常に最新・最適化されたクラウドコマースプラットフォームです。
サイトリニューアルやオムニチャネル、BtoB-ECなど、業界業種問わず累計750サイト以上の構築実績があり、お客様のニーズを迅速に反映しながら、EC事業の成長をお手伝いさせていただきます。
「PayPay」について
提供会社:PayPay株式会社
URL:https://paypay.ne.jp/
「PayPay」は、登録者数4,500万人(※1)、加盟店数355万か所(※2)で、支払いの際にバーコードやQRコードを用い、スマートフォン一つで簡単・スマートに支払い可能な決済サービスです。
実店舗での決済時に付与されるポイント(PayPayボーナス)を残高へチャージできるだけではなく、送金、請求書支払いなども行うことができます。
※1 2022年1月時点
※2 2021年12月時点
「Amazon Pay」について
提供会社:アマゾンジャパン合同会社
URL:https://pay.amazon.co.jp/
「Amazon Pay」は、Amazonアカウントを使った、簡単・便利な決済サービスです。
Amazon Payを利用することで、新たな専用アカウントやアプリを作成することなく、Amazonアカウントを用いることができます。
Amazon.co.jp以外のサイトでも、登録されているクレジットカード、Amazonギフト券の残高利用が可能です。
「エポスかんたん決済」について
提供会社:株式会社エポスカード
URL:https://www.eposcard.co.jp/nftf_id/index.html
「エポスかんたん決済」は、オンラインショップの支払いを、エポスNetのIDとパスワードを用いて買い物ができる決済サービスです。
クレジットカードのエポスカードとは異なり、ポイントが即時利用できる他、エポスカードがない場合も、対象のオンラインショップより新規入会することで、当日より利用が可能です。(※)
※審査の結果によっては当日ご利用いただけない場合があります。
「d払い」について
提供会社:株式会社NTTドコモ
URL:https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/
「d払い」は、ドコモやドコモ以外の方もご利用いただける決済サービスです。
ドコモをご利用の方は、4桁のパスワード(※)だけで簡単に始めることができ、お支払い代金に応じてdポイントが進呈されます。
月々のケータイ料金との合算やクレジットカード払い、銀行口座からのチャージなどにも対応しており、dポイントを充当した支払いも可能です。
実店舗やインターネットでの買い物に加えて、公共料金などの支払いも対応しております。
※ドコモ以外の方のご利用には、dアカウントが必要になります。