インターファクトリーは毎年新卒採用を行っており、新入社員の皆さんは各フィールドで活躍の場を広げています。新卒入社社員のエンジニア職はキャリアの志向性や適性、チームマッチを鑑みて配属先を決定しています。その中でも技術力の高さや、技術に対する向上心、姿勢を評価され新規サービスを開発する研究開発チームへ配属された2022年4月入社の實森さん。今回は、学生時代や就職活動での経験と入社後から現在に至るまでの實森さんの業務への思いについてお話を伺いました。
實森 翔(じつもり・かける)
2022年4月、新卒でインターファクトリーに入社
新卒研修終了後に研究開発チームに配属
配属後はバックエンドエンジニアとして主に新サービスのAPI開発に携わる
好きなものはアニメ・お酒、休日は海外サッカー鑑賞、DJ活動、お酒を飲んで過ごしている
※取材日2023年7月 所属部署等は取材時点のものです。
一個人として見てくれる企業を求めてインターファクトリーへ
──まずは、学生時代について聞かせてください。
大学ではコンピュータサイエンス学部に所属し、
VR空間におけるSNSの時系列表示の最適解を探す研究をしていました。
また、大学4年時は研究以外の時間にゆとりがあったため、
人生経験を積みたいという理由で友人のバー事業を引き受け、
店長として経営に関わっていました。
──プログラミング以外のこともされていたんですね!
就職活動時にはどんなキャリアイメージを抱いていましたか?
エンジニアとしてキャリアをスタートさせる、という昔からの夢をかなえたいと思っていましたね。
また、学生時代にバーの店長をやっていたように、人と関わることが好きなのでマネジメントを担うポジションが合っているのではないかと思って、プログラミングでコードを書くだけでなく、早いうちからマネジメント業務ができるキャリアをイメージしていました。
──就職活動で企業選びのポイントにしていたことはありますか?
技術力よりも人と人のつながりを見ていました。
就職活動の面接では、技術的な経歴を見て、自分をエンジニアとして「将来の戦力になり得る〝一工数〟」と見られていると感じることがあり、少しもどかしさを感じていました。
そういったこともあって、自分を〝一工数〟ではなく、一個人として見てくれる企業に行きたいと思っていました。
──入社の決め手になったことについて聞かせてください。
一つは、面談での雑談が盛り上がったことから
自分を一個人として見てくれていると感じ、好印象だったことです。
もう一つは風通しが良い環境だと感じられたことです。
最初の面接から最終面接の手前まで、一貫して「社長はどんな人ですか?」という逆質問をしたのですが、人事・エンジニア・役員全員から「元気な人」「信頼して背中を預けられる人」といった、ポジティブな回答が返ってきたんですよね。
どの立場であっても社長に好印象を持てるくらい風通しが良い会社だと分かって、かなりの決め手になりました。
最終面接で社長とお話しした際も、就職活動で企業選びのポイントにしていた「自分を一個人として見てくれる企業」を強く体現していただけたのでぜひ入社したいと思いました。
入社2年目にしてチームメンバーの進捗管理も担うように
──研究開発チームでの業務内容について教えてください。
配属後2週間はチームで使う技術をインプットしていました。
その後は1~2か月くらい、師匠として指導してくれている先輩に教えていただきながらコードを書いてレビューをもらったり、ペアプログラミング(※)を行ったりして勉強する期間がありました。
(※)二人一組になって開発を行う手法。「ドライバー」と「ナビゲーター」という役割に分かれるのが特徴で、ナビゲーターが指示やサポートを担当。ドライバーがプログラミングを行うという分業体制で仕事を進めていく。
3か月目頃からだんだん一人でコードを書くようになり、また自分が書くだけでなく、他の人のコードのレビュー作業も徐々に始めていきました。
5か月目頃からは実際にどんなアーキテクチャで設計していくか、といったプランニングにも積極的に参加するようになり、その頃から他の先輩メンバーと変わらないくらいの裁量で仕事をすることができました。
──短い期間で一人前と呼べるくらいの仕事をこなしていたんですね!
そうですね。また、2年目の4月頃には担当業務が変わり、それに伴って師匠のもとを離れました。
できることは何でもやらせてもらえるので、手を挙げたことで、通常の開発業務に加えて、メンバーのタスク配分や工数管理を任せていただけました。
──成長を感じたことはありますか?
最近は、チーム全体の進捗を管理する業務も任せていただいているのですが、「自分」が成長するために何をすべきかの観点と、「チーム」が一番力を発揮するにはどうしたら良いかという観点を両立させて判断ができるようになったことです。
自分ができること・できないこと、した方が良いこと・しない方が良いことがだんだん分かるようになってきて、「自分」と「チーム」の単位で仕事ができるようになったのは、とても成長を感じましたね。
──1年間仕事をしてみて、新たな発見はありましたか?
自分は、思ったよりも負けず嫌いなんだなと思ったところですね。
一緒に働くメンバーは自分よりもキャリアを積んだ方ばかりでしたが、気後れせず自分ならこれくらいできるだろうと、その時自分が持っていた技術よりも難しいタスクに自ら手を挙げて取り組み、少しでも上手くやろうと万策尽きるまでやってみる、ということもありました。
自分は淡々と仕事するタイプなのかなと思っていたのですが、
結構情熱を持ってやるタイプなんだなと気付きました。
──實森さんの仕事に対するポリシー、モットーは何ですか?
二つあって、一つは真面目さと積極性を両立させることです。
基本的なことができていない状態で大口をたたくことは好きではないのですが、かといって、ただ言われたことを素直にやるだけなのもあまり性に合っていないなと思うので、当たり前のことを当たり前にできる真面目さを持ち合わせながらも挑戦をしていくということは心掛けていますね。
もう一つは「経験や思考は自分だけのもの」という絶対的な自信を持つことです。
いくら年上の人や権威のある人と働いていても、人生の過程は人それぞれなので、同じ結論を出せる人はいないと思っています。
なので、自分自身の意見は自信を持って発言するように心掛けています。
メンバーがパフォーマンスを最大限発揮できるような仕事をしたい
──今後の目標を教えてください。
直近ではインターファクトリーの新卒入社エンジニアのロールモデルになりたいです。
「エンジニアは話すことや人と関わることが苦手」という一般的イメージがあると思うのですが、インターファクトリーではこのイメージを打破していければと思っています。
技術だけでなく価値観の部分でも共感し合いながら、自分はこうありたいと意思をもっている後輩をサポートできる先輩になりたいです。
──将来像についてはどうですか?
中長期的には、先輩として、技術力はもちろん、人の話を聞けて、人を褒められるようになっていきたいです。
ある程度キャリアを積んでいけたら自分がコードを書くだけでなく、マネジメント寄りの業務に携わり、メンバーにもっとパフォーマンスを発揮してもらえるような仕事をしていけたらと考えています。
──就職活動中の皆さんにメッセージをお願いします。
就職活動をしている方に対して、「自信を持ってほしい」ということを伝えたいです。
自分の長所を生かせる環境は探せば必ずどこかにあるので、それを第一に頑張ってほしいです。
ちなみに、インターファクトリーは自分の行動次第で、できることは任せていただける環境なので自分のやりたいことが選択しやすい環境です!
──實森さん、ありがとうございました。
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