2019年9月11日(水)グランフロント大阪コングレオンベンションセンターにて株式会社インプレス主催の「ネットショップ担当者フォーラム&Web担当者Forumミーティング 2019 in 大阪」に参加いたしました。
EC業界の発展に関して、実際にebisumartのシステムを利用するお客様の声をご紹介させていただきたく、今回のセッションを開催させていただきました。
当日は、ebisumartユーザー企業様である株式会社デイトナ・インターナショナル EC事業部 EC支援 課長 柳田 慎太郎氏をお招きし、弊社 取締役COO 兼井 聡が登壇しました。
今回はそのセミナーの一部をご紹介させていただきます。
EC売上成長率180%
フリークスストアが目指すオムニチャネル戦略とは
【ebisumart導入のきっかけ】
6年ほど前にサイトリニューアルを行う際、社内リソースが少ない中、多くの施策を検討されていました。
- 生産性の向上
- 業務効率の改善
- 会員のデータ連携
- データ連携の自動化と顧客へのサービスの充実
上記の課題を解決するためには、多くの工数がかかることがわかっていましたが、
ebisumartを導入することで、課題の解決がスムーズにいくイメージが湧いたそうです。
また、カスタマイズ可能で、日々変わる時代のニーズに応え、新しいサービスをデフォルト機能でリリースする点や、通常は導入から立ち上げまで2ヶ月以上かかるところが、手続きが上手くいけば次の日から使用できることも画期的だったと柳田さんはおっしゃっていました。
株式会社デイトナ・インターナショナルが運営する、ファッションECモール「Daytona Park」
https://www.daytona-park.com/
【オムニチャネル導入の経緯と戦略】
元々は実店舗のない地域のお客様にフリークスストアを利用していただくためにECサイトを立ち上げたそうですが、ebisumart導入を機に、ECサイト自体は実店舗との差別化を図っていました。
ただ、それでは顧客サービスへの向上がこれ以上は図れないと感じ、オムニチャネル施策を検討するようになりました。
オムニチャネルの具体的戦略としては、アプリ開発や、会員サービスの統合、ECサイトとブランドサイトの統合、物流拠点の一本化を行い、売上は以前に比べ180%以上になったそうです。
オムニチャネル施策を進める上で大事なことは、実店舗で働くスタッフ全てに本部で行う施策をきちんと理解してもらい、会社全体で顧客サービスの向上を推進していく意識だと思います。その上で、実店舗というチャネルも活かしていく事が大切とのこと。
最新のシステムに関しては、海外視察を行い、セール時期の行列の簡略化などに活かせないかと、事例を参考に模索しているとおっしゃっていました。
▲株式会社デイトナ・インターナショナル EC事業部 EC支援 課長 柳田 慎太郎氏(右)
株式会社インターファクトリー 取締役COO 兼井 聡
【今後の展望】
今後の展望としては、ECは時代と顧客ニーズにより形を変えつつ、実店舗とECのサービスのシームレス化を図りたいそう。それには、オムニチャネルといえど、チャネル別に対策を練るのではなく、お客様個人へ寄り添うことが重要とのことでした。そのためにも、また新たにebisumartを使って決済周りに力をいれていきたいそうです。商品の提供だけではなく、アメリカの生活の豊かさをイメージした、ライフスタイルをフリークスストア全体で、お客様に提供したいとおっしゃっていたのが印象的でした。
【セミナーご来場者へオリジナルトートバッグを配布しました!】
セミナー当日はご来場いただいた皆さまに、今回のセミナー限定オリジナルトートバッグを株式会社デイトナ・インターナショナル様に作成いただき、セミナーにお越しいただいた皆様にお配りいたしました。
フリークスストアのロゴが可愛らしく、しっかりとした作りになっているため、ちょっとしたおでかけの際にも重宝しそうです!
当日は皆さまご多用の折、ご来場頂きまして誠にありがとうございました。
インターファクトリーは今後もEC事業者様向けのセミナーやイベントを積極的に開催してまいります。